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ソースコードからのインストール

インストールする場合の基本的な手順

  1. ソフトウェアの入手
    CD-ROM,インターネットからのダウンロード,など
  2. アーカイブを展開する
    tarコマンド,gzipコマンドなどを使う
  3. インストール方法を調べる
    READMEなどのファイルに記載されている。
    ソフトウェア配布もとのWebサイトなども調べる。
    インストール経験者の経験談などがWebで公開されていることも多い。
  4. 自分の環境に合わせてソースコードやMakefileを修正
    修正を自動的に行うconfigureというスクリプトが用意されている場合がある
  5. コンパイル
  6. 然るべきディレクトリにファイルを移す
  7. 設定ファイルを設定する

ソフトウェアの入手/展開

ソフトウェアのダウンロードはFTPプロトコルを使うものがほとんど。
ファイルを一つダウンロードするだけなら,FTPクライアントでも,ブラウザでもよい。
ダウンロードするファイルが複数ある場合やあるディレクトリの下を全部ダウンロードするような場合はNcFTPが便利。

入手したソフトウェアはtarやgzipなどのコマンドでアーカイブ化/圧縮してあるものが多い。
その方法は一つではなく,ファイルの拡張子によってアーカイブ/圧縮の方法が見分けられるようになっている。

.tar.Z
tarでアーカイブし,その後compressで圧縮したもの
下記の要領で解凍/展開できる
$ tar xZvf SOURCE.tar.Z
$ zcat SOURCE.tar.Z | tar xvf -
$ uncompress -c SOURCE.tar.Z | tar xvf -
.taz
tarでアーカイブし,その後compressで圧縮したもの
.tar.gz
tarでアーカイブし,その後gzipで圧縮したもの。
下記の要領で解凍/展開できる
$ tar xzvf SOURCE.tar.gz
$ zcat SOURCE.tar.gz | tar xvf -
$ gzip -cd SOURCE.tar.gz | tar xvf -
.tpz
tarでアーカイブし,その後gzipで圧縮したもの。
.tgz
tarでアーカイブし,その後gzipで圧縮したもの。
.lzh
tarでアーカイブし,その後LHaで圧縮したもの。
.zip
zipで圧縮/アーカイブしたもの。

Makefileなどの準備

展開したファイルの中に,configureというスクリプトが用意されているものが多い。
configureはマシンの環境を調べてコンパイルの準備するためのもの。

[root@gw2000 ~/find/findutils-4.1]# ./configure
creating cache ./config.cache
checking for gcc... gcc
checking whether we are using GNU C... yes
checking whether gcc accepts -g... yes
checking how to run the C preprocessor... gcc -E
checking for a BSD compatible install... /usr/bin/install -c
(以下省略)

コンパイルとセットアップ

下記のようにmakeコマンドを使ってコンパイルする。

[root@gw2000 ~/find/findutils-4.1]# make
for subdir in lib find xargs locate doc testsuite; do \
  echo making all in $subdir ; \
  (cd $subdir; make all); \
done
making all in lib
make[1]: Entering directory `/root/find/findutils-4.1/lib'
gcc -c -DHAVE_CONFIG_H -I.. -I.  -g -O regex.c
gcc -c -DHAVE_CONFIG_H -I.. -I.  -g -O dirname.c
gcc -c -DHAVE_CONFIG_H -I.. -I.  -g -O error.c
gcc -c -DHAVE_CONFIG_H -I.. -I.  -g -O filemode.c
(以下省略)

makeにパラメータを付け,次の操作をすることもある。
ただし,これらのパラメータはGNUのソフトウェアに多く見られる慣習に過ぎず,例外も多い。
事前に,READMEなどのドキュメントで確認すること。

make install コンパイルしたバイナリファイルや設定ファイルなどを然るべきディレクトリに移動する
make check コンパイルの準備が正しくできているかどうか検査する
make clean makeによって作られたオブジェクトファイルなどを削除する
make distclean configureコマンドによって作られたファイルを削除する

設定ファイル

プログラムによって違うので,プログラムのドキュメントを参照。 

  
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